グローバル・アウトルック
記事:Anne E. Stein -- 2009年11月
学校できれいな水を提供するフィンランドとザンビアのロータリアン
学校は、水と衛生施設を整備するのに非常に重要な場所であり、大きな効果をもたらす社会奉仕プロジェクトを始めるにも絶好の場所です。このことを理解した第1410地区(オーランド諸島、フィンランドの一部)の元ガバナー、マティ・ウローさんは、RIのウェブサイトで、学校を基盤とした水プロジェクトを探しました。探し当てたプロジェクトは、最終的に、リビリングストン・ロータリー・クラブ(ザンビア)と第9210地区(マラウイ、モザンビークの一部、ザンビア、ジンバブエ)の協力を得て、2006年にロータリー財団のマッチング・グラント・プロジェクトとなりました。このプロジェクトで9基の井戸が堀られ、村の学校6校と都市部の学校3校、そして周辺地域の住民に恩恵がもたらされました。
プロジェクト以前は、村の各校が約80人の生徒たちに水を提供していましたが、現在では、各校で200人が水を利用できるようになりました。また井戸によって、近隣住人12,000人もきれいな水を使えるようになりました。
「同じ年に、井戸を掘るマッチング・プロジェクトをほかに2件実施しました。一つは米国、もう一つはオーストリアのクラブと協力したものです」と語るのは、リビングストン・クラブのマーガレット・ホワイトヘッドさんです。「合計15基の井戸を掘りました。当初は10基の井戸を掘る予定だったんですが、為替レートや価格の変更で、両方のプロジェクトで数を増やすことができたんです」
郊外で掘った3つの井戸は、約800人の生徒にきれいな水を提供しています。その生徒の多くは、HIV/エイズで親を亡くした子供たちです。
フィンランドとジンバブエのクラブの協力が成功したことから、両地区は再び手を組み、リビングストンとその周辺地域に新たに6基の井戸を掘る計画を立てました。
コノノという農村地域では、新しい井戸によって、子供たちが水汲みに多くの時間を割く必要がなくなり、学校に通えるようになる、とホワイトヘッドさんは話します。
国際ロータリーでは、クラブや地区がプロジェクトのパートナーを探しやすくするためのツールを提供しています。ProjectLINK は検索可能なデータベースで、資金援助、ボランティア、寄贈物資、マッチング・グラントのパートナーを探しているプロジェクトに加え、ベストプラクティスとして参考にできる完了済みのプロジェクトも掲載しています。